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2017年7月17日 (月)

いのちを豊かに生きるー西南女学院講演会報告2017/6/15

会報「希望」投稿 会員田中七四郎2017/7/15

西南女学院講演会報告

-「いのちを豊かに生きる」

日時:2017615日(木)17:4519:00

場所:北九州市小倉北区井掘1-3-1西南女学院

会場:マロリーホール

講師:柏木 哲夫 淀川キリスト病院理事長

主催:西南女学院キリスト教センター

 

 梅雨曇の暮れなずむ頃、西南女学院第19回キリスト教教育特別講演会として学内外より多数の参加者が集まった。講師の柏木哲夫さんは、日本で初めてのホスピス(終末期医療)プログラムをスタートさせた先駆者の一人として、今日まで2,500有余の方の看取りに立ち会って来られたと言う。「いのちを豊かに生きる」という演題でキリスト教徒の立場から大変わかりやすくお話された。

 ・同じ日本語でも「いのち」という場合と「生命」という場合ではニュアンスが異なる例:いのちは無限、生命は有限など、聖書に「いのちの息を吹き込まれる」とあるが息とは、霊oror霊魂か、「魂が神の存在を悟る」とは、魂は人間特有のものなのか動物は魂を持たない?

 ・「行動が伴わない信仰はむなしい」→気づき、感動の次に来る「行動」こそが重要。

 ・生の延長線上に死がある→人は死を背負って生きている、死が向こうから近づいてくる、死が追いかけてくる、「誕生のその場で背負う死のさだめ(川柳)」、

 ・人は生きてきたように死ぬ→生きざま=死にざま、良き生=良き死、生と死は裏表、

 ・良き死とは→苦しまない、交わりがあるかないか、魂の平安→末期には全ての魂の衣が剥がされる(剥げ落ちる)、

 ・感謝してきた人→「お陰さまで順調に弱ってきています」、

 ・永遠のいのちには再会の確信アリ、

所感:

 ・講師のお話にあるように日本語は難しい→TPO(time,place,occasion)による解釈が重要、筆者例:生き急ぎ=死に急ぎ、人を見たら泥棒と思え⇔渡る世間に鬼はいない、

地獄耳⇔福耳、口福⇔悪口、・・・

・今回はキリスト教ホスピス(終末期医療)の立場からお話であった。仏教においても末期患者に対する苦痛緩和の支援活動として「ビハーラ」という活動があるという。ビハーラは、サンスクリット語で僧院、寺院あるいは安住・休養の場所を意味し仏教ホスピスとも言われる。今日では終末期医療といえばホスピスという言葉の方が馴染みがある。ビハーラ活動にもホスピスとの共通点があるように思える。また、どんなところに違いがあるのだろうか、今後は仏教式ホスピスをも視野に入れて例会などを通じて情報を収集し幅広く終末期医療普及活動をおこなっていきたい。

  「ヒヤ(常温)一杯!」お冷(ひや)の出てくるおもてなしかな 烏有 

(文責:田中七四郎)以上。

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