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2017年6月29日 (木)

2017年弥生ノ巻

   
 

「駆けっ句365日生き急ぎ」

 
 

烏有

 

烏有(ウユウ)

本名:田中七四郎(タナカシチシロウ)

1943年(昭和18年):10月、

東京都渋谷区

1968年(昭和43年): 4月、 富士通株式会社入社、システムエンジニア職従事

1993年(平成 5年): 1月、 駆けっ句スタート   8月、 胃がん手術

2000年(平成12年):12月、 富士通株式会社役職離任により退社

コーポレイトソフトウェア株式会社入社

2002年(平成14年): 7月、コーポレイトソフトウェア株式会社退社

 

2017年弥生ノ巻

 

弥生某日三月や北欧行へテロ緊張し

弥生某日けふまでを互いに言祝ぐ誕生日

弥生某日マスクしてインフルエンザに春の雪

弥生某日薄氷の下にうごめくものの怪あり

弥生某日アカシアの夜目に際立つ黄色かな

弥生某日啓蟄や人もがそごそ酔いの春

弥生某日やれやれの朗報届く春の霜

弥生某日まかなひの雑炊方や春の朝

弥生某日囀りやきき耳立てれば後のなし

弥生某日水温む雑巾がけのうきうきし

弥生某日行列のハシゴについて食まつり

弥生某日閑中に梅見の酒の缶を入れ

弥生某日マイ桜万本ざくらの隅にあり

弥生某日菖蒲田の養生中に春雨の降る

弥生某日紅しだれ梅園あたりに人語無し

弥生某日ぽつねんと野梅に溶け込みからす啼く

弥生某日春雨に打たれて梅林去りがたし 

弥生某日催花雨にこぶし膨らむ頼もしさ 

弥生某日春菊のおでんの汁であったまり

弥生某日花未ださくら祭りのいまひとつ

弥生某日あぢさいや温室育ちの色淡し 

弥生某日・春北風(さらひ)三寒四温のそこまでに

弥生某日鎮魂の祈りの旅を秋に期す

弥生某日人生の15の春やサクラサク

弥生某日彼岸入る納骨堂より見る下界

弥生某日天空の煙霧に霞み彼岸見ず

弥生某日生き仏のそのまま戴く墓参かな

弥生某日根こそぎを止めて悠々春蘭くる

弥生某日花冷へや13夜の空しろしめす

弥生某日下コップ酒持ち込み花見にまぎるかな

弥生某日近場をばさくら巡りて想を練る

弥生某日花は咲く海上特攻大和散る

(つづく)

http://tnk7460.la.coocan.jp/uyuu.htm

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