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2016年4月に作成された記事

2016年4月 6日 (水)

-「私が、がんになったら?」~治療も仕事も普通にこなそう!~-

会報「希望」投稿 会員田中七四郎2016/3/22

九州大学がん患者支援セミナー報告

-「私が、がんになったら?」~治療も仕事も普通にこなそう!~-

日時:2016317日(木)18:3020:30

場所:北九州市八幡西区産業医科大学病院がんセンター

会場:ラマツィーニホール

2部パネルディスカッション:あなたを支える仲間がいます!

コーディネーター:「がん・バッテン・元気隊」代表 波多江伸子

パネリスト:北九州がんを語る会・西安寺住職 玉水秀孝、

ひまわりの会 日並輝秀、あけぼの会 渡辺加寿子

主催:九州大学病院がんセンター 

 会場には150人超の一般の方、患者会、医療関係者などの人々が集まった。当会の

玉水秀孝さんも三人のパネリストの一人として参加された。最初に波多江伸子さんが

「がん・バッテン・元気隊」の活動状況を説明された。特徴は、ゆる~い、つながりで

必要な時だけ助け合うをモットーに県内の患者会だけではなく全国の患者会とも連携、国や各県のがん政策を学び、患者の立場で提言していることを紹介された。いちばん大切な役割は、がん患者会やサロンの仲間との語り合いと支え合いであることを強調し、特にピアサポート(peer support、同じ背景を持った仲間同士による支援、がん患者や難病や介護にも活用される)の役割の大きな事を主張しており、ピアサポーターの養成に尽力している。ピアサポーターは、医療者とは違った生きたモデル、心の支えになるとの事である。その後、パネラーによる患者会・サロンの紹介があり、病院の中の事例ではひまわりの会、全国組織ではあけぼの会、そして地域の会代表として当会が紹介された。玉水さんからは当会の25年以上の歴史と会の現在の活動状況ー会報毎月発行、例会開催ーなどが紹介された。その後宗教者の立場から会の活動を通して感じてきた生死観について披瀝された。住職は世間的な生死観からの解脱を自分自身の問題としてどのようにして伝えていくかということを哲学的にお話したかったようであるが時間がなくて会場には十分伝わらなかった?チョッピリ残念であった。しかし当日配布された資料の中に住職の会報(あとがき)が添付されていたので持ち帰って熟読された方は世間的な生死観から転換された氏の独自の生死観について理解が深まったのではないかと考える。またお二人のパネラーの方はそれぞれの血液がん、乳がんの患者でもあり会の会員でもあった。お二人は発症して再発に苦しみ、仕事のことを心配しながら一人で悩まないで仲間と支え合って現在も療養中の身であった。がんと共存しながら治療と仕事の両立を上手く図っており、生か死か、どうせ生きるのなら楽しく明るく生きようと多いに笑うことを心がけ、それが余裕となって顕れていることがよくわかった。帰りの夜道は暗かったが有意義な春の宵のひと時であった。

  生き仏のそのまま戴く墓参かな 烏有

 参考文献:毎日新聞朝刊(2016/03/18講演と討論会「私が、がんになったら?」)

(文責 会員田中七四郎)以上。

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