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2012年1月25日 (水)

元気隊交流会報告

北九州がんを語る会

2011/12/24

日時:20111217日(土)13:3016:50

会場:福岡市天神平和ビル3F、県すこやか健康事業団学術研究センター会議室

目的:患者団体、行政、医療従事者、企業などが参加するがんに関する定期情報交流会

主催:「がん・バッテン・元気隊」(波多江伸子代表)

内容:第一部 九州がんセンターからの報告

   第ニ部 福岡県のがん対策と患者会活動

   第三部 福岡県のがん医療の問題点

参加者感想:

 ①チーム医療⇒三位(患者団体、行政、医療従事者)が一体となってそれぞれの立場からピア・サポート(対等な支援、同じような課題に直面する人同士がたがいに支えあう、wikipediaより)実現に努力しあっている姿は意義がある。この種の会では関東地区(例、がん医療フォーラム2011)などより情報化、組織化においては一日の長がある感じ。

 ②国民総参加型秩序⇒日本人の半数ががんに罹り、三人に一人ががんで死亡している今日、がんは国民病とも言える。益々医療技術が発展しつつある今日、がんによる死亡者の減少が全体目標(福岡県)というより、普通の人ががんに罹ったときどうするか、これからの行政、患者団体(会)は患者家族のみを対象にするのではなく、健常者を含め国民総参加型の仕組み作りが必要ではないかと考える。

 ③不安の解消策⇒患者家族にとって不安の解消は高くて大きな壁である。患者会の体験者が患者家族の話を傾聴し、自らの体験を語り、患者家族へ判断材料を提供してあげる、専門医療団体(従事者)や情報を紹介し、チーム医療の橋渡し役を担う、同じ部位の患者家族同士が語り合い、支えあい、励ましあうことを支援する、そのような場を提供する、ことは患者会の大切な機能と考える。

 ③公平な不自由さより不公平な自由さ⇒患者会は、NPOであろうがボランティ団体であろうが、辛抱強く継続することが望まれる。そのためには会の運営、お世話をする方、参加される患者家族の方の負担、役割は柔軟に出入りできる方が良い。一人ひとりの役割・時間がきっちりと公平であるより、むしろ、不公平な役割・時間であるが自由に参加、退出できるような会の方が長続きしている感じがする。

 ④偏正回互(お互いの立場は、いつ変わるか解らない)⇒医者ががんにる時代である。私たちはいつどこでがん患者になるとも限らない。がんは生活習慣病であるという自己責任論で解決をはかるのではなく、罹った患者家族の目線から解決をはかる必要がある。がん難民ということばはメディアが作ったことばであろうが、本人には自分は難民にはならないという高見から見ている立場が感じられる。流行って欲しくないことばである。2011.3.11東日本大震災では帰宅難民、被災難民という言葉が一時メディアから発せられたが今日では、帰宅困難者、帰還困難者という表現になっているのは偏正回互の意からすれば適切と考える。がん患者は難民でもなく孤児でもない。自らのがんをよく知り、一人で頑張らないで、賢い患者になって生活の質を向上させ、勇気を持ってがんとつきあっていきたい。

 さいごに交流会の今後の継続、活発な情報発信を祈念しています。なおいま当会では九州地区で子宮(頸)がんの患者団体があれば情報を求めています。ご存知であれば恐れ入りますがメール(tnk7460@nifty.com)か電話(093-591-8690世話人タナカ)でご一報をよろしくお願いします。

 あなたをひとりぼっちにしない!(北九州がんを語る会のモットー)以上。(文責 田中七四郎

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