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2012年1月21日 (土)

事務報告、あとがき

        事 務 報 告

1126日(土)事務局・西安寺にて世話人会開催。会報「希望」第257号製本発送。

あなたらしく生きる

  あ と が き  

今日は二十四節気の冬至。これまでは暖かい冬の日が続いて、まだ落葉樹の葉が散り終わっていません。日当たりの良くないところでは葉っぱがまだ青く、落葉は来年に持ち越されるかもしれません。

 冬至は、夏至を境にして太陽がもっとも南に傾き昼の時間が一番短く夜が一番長いのは周知の通りです。長谷川櫂さんによると「冬至はもっとも太陽が衰える日で」「同時に衰えた太陽が復活に転じる喜びの日でも」あるらしい。「中国では一陽来復(いちようらいふく)の日とされ、太陽の運行の起点と考えられ」「太陽がまたよみがえるという意味」だそうです。3日遅れて二十五日はクリスマスでイエス・キリストの誕生日とされています。イエスが生まれた日ははっきりしていないようですが「太陽の復活に救世主の誕生が重ねられた」ということで、太陽に対する西洋と東洋の想いがはからずも一致するように思われます。

 今年は3月11日に日本列島を震撼させる大地震、大津波がありました。夏には台風12号が紀伊半島に大きな爪痕を残しました。復興には長い歳月を要します。想定外の災害の中で目新しいところでは福島の原発事故が挙げられるでしょう。これは近代的、自律的自我に目覚めた人間が世界の造物主を僭称し作ったもので、人間と自然は直接、間接を問わず被害者でもあり加害者でもあります。当事者の責任問題はともかく、被造物としてのハイテクノロジーの産物である原子力発電所もまた自律運動をはじめ、人間と自然に反乱を起しているのです。原発推進派も原発反対派も近代的自我の殻の中に閉じこもって対峙しているだけでは現状を打破することはできないでしょう。

 「自然と人間との共生」ということがまことしやかに叫ばれますが、自然はともかくここでも「人間」は自明のものとして前提されているように思われます。いわゆる「ヒューマニズム」もそうでしょう。近代的自我の主権を標榜する近代主義の精神(知性)の行きつくところは袋小路に入ったニヒリズム(虚無主義)でしょう。それは、人間を自明のものとして前提した神(仏)中心主義(信仰主義)においても同じことでしょう。「人間は人間である」ではなくして「人間は人間ではないがゆえに人間である」ということから始めないことには、「自然と人間との共生」ということも単なるお題目となることでしょう。

 明日から冬将軍様がやってくるそうです。どうぞお体を大事にして新しい年をお迎え下さい。

2011年12月22日 (T

北九州がんを語る会

事務局 〒803-0851 北九州市小倉北区木町2-12-34

西安寺 玉水秀孝()TEL093561-5320

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加入者名 北九州がんを語る会

郵送の場合は、玉水へ

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