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2012年1月25日 (水)

あとがき(2012/1/19)

        事 務 報 告

1224日(土)事務局・西安寺にて世話人会開催。会報「希望」第258号製本発送。

あなたらしく生きる

  あ と が き  

寒中お見舞い申し上げます

今年の正月はおだやかな日和で迎えることができました。皆様はいかがでしたか? 昨年の当地の正月は大荒れの日々でしたので、ホッと一息つくことができました。ところが先日、北海道の友人から電話がかかってきたのですが、彼の地は二日から連日雪に見舞われ4、5日降り続いたようです。屋根から落ちてきた雪が玄関先を封じ込めたので、家族総出で一日中雪かきをしたということでした。おかげで身体じゅうが筋肉痛だと笑いながら報告してくれました。当地と彼の地ではずいぶんと暮らし向きが違うのだなあと感心した次第です。

昨年末は、マスコミ各社がこぞって東日本大震災の被災者の年越し風景を映し出していました。テレビ局は辛くて可哀想な被災者の映像でまとめたかったのでしょうが、ライブ放送では思わぬことが起るようです。岩手県のとある町の漁師さんにマイクを向けたところ微笑をうかべて、津波をもたらした海は「オラにとっては太平洋銀行だもんな。負債を負わされたからって、感謝こそすれ銀行(海)を恨むわけにはいかネ」と言って再起に取り組む決意を語っていました。40歳過ぎのその漁師さんはワカメ養殖を生業とする漁師さんでした。年老いた漁師さんからそのような言葉を引き出すのは難しいのでしょうが、思わぬハプニングが飛び出してかえってホッとしたのでした。うがった見方をすると、現地のディレクターがあらかじめそういう人を探し出してハプニングを演出したのかもしれませんが、それでも構いません。その時はディレクターの見識の高さを称賛しておきましょう。人間には絶望一色だったのを希望にかえる底力が恵まれているのですから。

ところで、場面を変えてガンを患った患者さんにも先ほどの漁師さんのような方がいらっしゃいます。突然ガンであることを告げられた時は周章狼狽したけれども、冷静になってこれまでの自分を顧み、これから先のことを考える心の余裕ができた時、「ガンでよかった」と無理なく言えるようになった方々です。自分自身や家族の将来を悲観して絶望するよりも、いただいた命を精一杯使い切ろうとする方々です。昨年の六月二日に48歳の若さで旅立ったM君もその一人でした。末期の肝臓ガンでしたが、病院に見舞いに行った時さぞかし沈んでいるだろうなと心配していたら、思いのほかサバサバとしていました。お母さんが一番悲しんだということでしたが、自分は逆に慰めてやったと言っていました。彼の苦しい胸の内を推し量ることはできませんが、無理に笑いを作っているようにはみえませんでした。

来月は例会を開きます。講師は市立医療センター・緩和ケア病棟で設立以来、従事してこられた看護師さんです。どうぞお出かけ下さい。

20012年1月19日 (T

北九州がんを語る会

事務局 〒803-0851 北九州市小倉北区木町2-12-34

西安寺 玉水秀孝()TEL093561-5320

HPアドレス

http://ctnk7460.cocolog-nifty.com/nozomi/

(会費振込先)口座番号01760-1-83497

加入者名 北九州がんを語る会

郵送の場合は、玉水へ

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