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2012年1月21日 (土)

2011/12報告

平成23年12月

会世話人 吉武昌子

師走に入り急に寒さも増して来ました。夜のネオンも例年よりは控え目ですが、1年が過ぎ行く早さを感じさせますね…

私事ですが、今月初めに卵巣子宮内膜症で腫瘍除去を、4泊5日の入院で行いました。今考えれば、7年前から症状が出ていましたが婦人系の疾患だと思わずに内科に罹っていました(笑)。そして今回の治療では、波多江先生著書、「さよならを言うまでの時間」の主人公W氏のように自分で治療法の方向性をしっかりと考え、主治医と話し合い納得の治療にしたい…の、思いで行いました。

どの病院に行ってもホルモン治療を勧められたのですが、長期服薬のリスク・手術のリスクを考え、今のライフワークに合わせた治療法として腹腔鏡手術を選びました。

入院中の婦人科病棟は常に満床で、日中ともなれば病室は様々な疾患の方々が集う茶話会と化し、お茶やお菓子が飛び交っていました。

皆さんしっかりと自身の病気を勉強されていて、痛みの軽減方法から今後の治療方法まで考えられていました。

入院した婦人科は明るい病棟で、皆の話し声や笑い声が1つのお薬になっていて手術当日も「夜の茶話会」には、ベッド上から参加させてもらった位に痛みをしばし忘れる事が出来たのです。

言葉や笑いの力って凄い!!これは、患者間の緩和ケアですね。

骨髄バンク20周年記念全国大会に参加してきました

12月17日東京で行われた地区普及広報委員研修会と、骨髄バンク推進全国大会に参加してきました。午前中は研修会で、午後からは記念式典や講演が行われました。講演者は、慶応義塾大学教授 浅野 史郎さんでした。今回も患者さん、ドナーさんの対面などが企画されました。

ここで研修会の内容をお知らせします。

現在、ドナー登録者数は39万7.743人(10月末)移植数13.505例となりました。患者登録数も累計34.414人。HLA(白血球)適合率95.1%ですが、移植率は59.1%と低くなっています。

移植患者さんの疾患別としては、急性リンパ性白血病・急性骨髄性白血病が大

半を占め、46歳~55歳の患者さんの移植が増えているそうです。

なぜ、ドナー登録者数が40万人近くあるのに移植率が低迷しているのでしょう?

これは、コーディネート途中による終了理由が発生するために移植率が低下しているのです。患者さん理由による終了もあるのですが8割方は、ドナー理由によるものです。健康理由によるものよりも、都合がつかない・連絡が取れないなどの理由の方が多い事も踏まえて今後、私達 説明員が登録を希望されている方にしっかりとドナーの立場を説明していかなくては、いけないと思いました。

非血縁者間のPBSC(末梢血管細胞移植)も1例目が実施されましたが、PBSC採取・移植認定施設が全国に32施設しか無い事から、財団側の早急な対応が必要となるのでは…との、意見もありました。

今回の研修で、登録会のあり方・説明内容の見直しと多々、課題が浮き彫りになりましたが、しっかりと登録会・説明会に反映させていきたいと思いました。

第34回日本造血細胞移植学会総会・市民公開講座

日時: 2012年 2月25日(土)午後5時~午後7時

会場: 大阪国際会議場(グランキューブ大阪)日本造血細胞移植学会  

    第2会場(小ホール)TEL:06-4830-5555

    〒530-0005 大阪府大阪市北区中ノ島5-3-51            

プログラム

1、造血細胞移植(HSCT)とは

2、HSCTで血液がんはどこまで治せるようになったか

3、標準的HSCTで克服すべき課題は

4、移植方法の進化

   A)難治例やHLA一致ドナーが見つからない場合の方策

   B)より安全で後遺症を軽減できる移植方

5、特別発言 慶応義塾大学総合政策学部 浅野 史郎 先生

6、総合討論

参加ご希望の方は、上記宛まで連絡を。

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