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2010年12月 2日 (木)

骨髄バンク ドナー登録会報告

骨髄バンク ドナー登録会報告

平成22年11月3日 吉武 昌子

イオン香椎浜にて

     10月16日(土)  登録35名 説明のみ9名

     10月17日(日)  登録39名 説明のみ22名

産業医科大学にて

     11月2日(火)  チャリティーコンサート終了後 登録10名   

     11月3日(水   献血受付90名 400mI献血78名 登録13名

産業医科大学2010年度医生祭 骨髄バンクチャリティーライブに参加して…

平成22年11月2日 吉武 昌子

産医大で行われた医生祭(文化祭)のチャリティーライブでドナー体験を語る、光栄な機会を頂きました。実行委員の学生さんの企画で、同病院の科学療法センター・血液内科の

塚田順一先生の講演後に10分程、お話をさせて頂きました。

切に願い、伝えたかったこと…

病気の事を知って下さい

その病気と闘いながら、ドナーとのマッチングを待つ患者さん・家族の事を知って下さい

一日、一日を大切に過ごされている患者さんの生活を知って下さい

バンクの事を知って下さい

翌3日の登録会では、チラシ配りをしていた私に女性の学生さんが「昨日のお話、聞きました。患者さんの事、もっと知ってみます。」感謝の気持ちで、涙が出ました。若い世代にも、関心を持ってもらい伝え広げて欲しいです。

そして塚田先生の人柄を感じられる、嬉しくなるお噂を聞きました。

骨髄移植は、ドナーだけでなく医師や看護師にとっても時間の拘束があります。

ドナーの検査だけでなく、外来・入院患者さんの診察もあります。ですが塚田先生は、

「患者さんの事を想うと、断れない…」と、月2,3件の移植をする事もあるのだと

聞きました。このお話を聞いて、うれし涙が止まりませんでした。私達、ドナーにとって心強い親身な医師だと思いました。そして、一人ぼっちじゃないんだ!と、励まされました。

控え室から壇上に上がるまで一緒に居ましたが、優しい口調でお話しくださった先生らしい発言だなぁ…と。

そしてイオン香椎浜では、9歳の女の子との素敵な出来事もありました。お母さんが登録をしている間、私と共に展示物(あやちゃん、マモの絵)を見ていました。あやちゃんの

絵の前で同じ年頃だと告げ、お母さんが凄く大きな事に協力している事を伝えると目を潤ませ、あやちゃんの絵に手を伸ばし一時 立っていました。

命を繋ぐリレーには、沢山の人とチャンス(可能性)を秘めています。

~催しのお知らせ~

     12月1日(水)18時~19時 九州厚生年金病院3階講堂にて

     腫瘍セミナー 「小児固形悪性腫瘍の現状」が変更となりました。

            「癌の科学予防」と題して九州厚生年金病院 耳鼻咽喉科部長

                               益田 宗幸先生

     12月10日(金)17時30分~18時30分九州厚生年金病院3階講堂にて

     認定看護師による研修会「がんと共に生きる人々への看護 パート1」

九州厚生年金病院 緩和ケア認定看護師

     1月13日(木)18時~19時 九州厚生年金病院3階講堂にて

    緩和ケア学習会 「スピリチュアルケア」

九州厚生年金病院 緩和ケア病棟看護師

会報「希望」が皆さんのお手元に届く頃は、12月も間近に迫ったころと思います。

今回(前々ページ参照)の末梢血幹細胞移植、皆さんはどの様に考えますか?

命のリレーをする場(トラック=採取施設)が増えればと、願うばかりです。

11月18日には佐賀県唐津まで足を伸ばして、登録会のお手伝いをしてきます。

次号で、催しの報告をさせていただきますね。年内の登録会予定は、これが最後になりそうです…。沢山の方々に骨髄移植、病気の事を、知ってもらいたいです。

そして来月で骨髄提供から1年が経ちます。ドナー保留枠から外れ、検索対象ドナーに戻ります。この一年間の不摂生を正して、いつでも要請に応えられる様に体調管理をしっかりしなくては…と、思っています。

皆さんも、インフルエンザ対策・体調管理に気をつけて冬を迎えて下さい。

平成22年11月16日 吉武昌子

骨髄バンクで、末梢血幹細胞移植(PBSCT)が始まります

前回会報でも触れたこの末梢血幹細胞移植(以下、PB)が、骨髄移植に加えて新たに

非血縁者間での移植導入が骨髄バンクでも、スタートしました。

財団主催の説明会、九大 血液腫瘍内科 豊嶋医師のお話を聞いてきましたので簡単に導入方法をお話しさせて頂きます。

末梢血幹細胞移植とは、白血球・赤血球・血小板の元になる造血幹細胞は、通常は骨髄の中にあり、末梢血(身体を流れている血液)の中にはほとんど存在しませんが、顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)という白血球を増やす薬を注射すると、末梢血中にも増加します。

GCSF投与の副作用として軽度なもので、腰痛・頭痛・骨痛・倦怠感など。

 関連性が否定しきれない重篤なもので、間質性肺炎・狭心症様発作など。

GCSF注射4または5日目、採取の前に、採血用と返血用に両腕のなるべく太い静脈に注射針が刺されます。血液成分分離装置を用いて血液中の造血肝細胞だけを取り出し、残りの血液を別の静脈に返すという処置を連続的に行って採取します(3~4時間)。

             GCSF投与の為に、末梢血幹細胞採取認定施設に通院しなくては、いけません。現時点では、福岡県の認定施設は2施設で北九州の方にはありませんので、かなりの時間の拘束がありますね。

採取1回目の末梢血幹細胞の量が不十分の場合は、翌日再度G-CSFを注射し、二回目の採取を行います。   

当面このPBドナーの対象は、非血縁者間で骨髄提供経験のある方からになりますが来年には、ドナー登録全員が対象となります。

患者さんにもドナーにも共に、PBは長所と短所があります。移植率は、確実に上がると思われますが、克服していかねばならない課題も沢山あるように感じました。

九大の先生のお話では、関東の方で手術室が予定満杯でなかなか採取の為に手術室が取れずにコーディネートの長期化が問題になっているとか…骨髄採取は本来のオペとは違う為に、後回しになりがちだとか。

お隣の中国では、100%PB(スタート時点から)で、「骨髄には、魂が宿る」との伝えもあるのだとか。

今は一人の患者さんが、三回移植を受ける時代になっているそうで、望みを繋ぐチャンスの道をしっかりと整備してほしいなぁと、思いました。

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