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2010年8月11日 (水)

あとがき(2010/4/15)

        事 務 報 告

          3月13日(土)事務局・西安寺にて世話人会開催。会報「希望」第237号製本発送。

          会報の製本等、お手伝いしてくださる方、事務局までご連絡下さい。

あなたらしく生きる

  あ と が き  

昨日は暖かい日和でしたが、夜から朝方にかけての大雨がまた肌寒い空気を運んできたようです。今年は寒暖の差の激しい春となりました。日照時間が不足がちで春野菜の高騰につながっているようです。私も月初め久しぶりに風邪をひきこんでしまいました。幸い熱が出なかったので寝込むことはありませんでした。みなさんはいかがお過ごしですか?

 三月の例会では新しく会員になられた吉武さんの貴重な体験を拝聴することができました。骨髄液提供のドナーとなって日常生活を送ることの大変さをじかに聞くことができ、とても有意義な時間を過ごさせていただいたことを感謝します。吉武さんがドナーになられた動機も、生後間もないお子様が全.血液を入れ替える交換輸血によって助けられた経験に由来するとのこと。感謝の気持ちを表明するためにドナーとなられたということに深い共感を覚えました。精神的にも物質的にも骨身をけずるという覚悟がなければドナー登録はできないということをあらためて教えられました。一時的な憐れみや同情でドナー登録をし、土壇場でドナーを拒否するならば、本人はもとより提供相手の患者にも精神的・経済的負担を強いることになるという現状にいろいろ考えさせられるところがありました。

 宗教的・非宗教的とを問わずボランティア活動を語るに際して、「無償の愛」とか「無我の愛」とか「無私の奉仕精神」ということをめぐって、その真偽を問われることがあります。弱者の身になって考え行動する際、人間の自意識に特有の偽善的(偽悪的)意識の問題が横たわっています。言い換えるなら「我執」の問題です。「無我」「無私」「自己否定」ということを自分の意識の内側でやっている限りでは、「我執」の裏返しの行為をやっているにすぎません。神仏への信仰を実践する行為として、傍観的にみるとどんなに崇高な献身的行為にみえようとも、「救う者」と「救われる者」との間にはみえない壁が立ちはだかっています。「わたし」は「あなた」の精神的・肉体的苦痛を「あなた」にかわって引き受けることはできないのです。志を同じくする同志愛、お互いにひかれあう男女の恋愛、濃密な血縁関係にある親子・家族愛においても事情は変わらないでしょう。

 この難問に「わたし」や「あなた」はどう立ち向かったらいいか。信仰があるなしに関らず避けて通れない問題があります。来月また。

4月22日 (T)

北九州がんを語る会

事務局 〒803-0851 北九州市小倉北区木町2-12-34

西安寺 玉水秀孝()TEL093561-5320

HPアドレス

http://ctnk7460.cocolog-nifty.com/nozomi/

(会費振込先)口座番号01760-1-83497

加入者名 北九州がんを語る会

郵送の場合は、玉水へ

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