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2009年10月24日 (土)

あ と が き(2009/10/15)

    事 務 報 告

        919日(土)事務局・西安寺にて世話人会開催。会報「希望」第231号製本発送。

        会報の製本等、お手伝いしてくださる方、事務局までご連絡下さい。

あなたらしく生きる

  あ と が き  

秋晴れのさわやかな日が続いています。その半面では、今年も台風の襲来がなく水不足がささやかれています。新型インフルエンザもなかなか収まる気配はありません。自分の願い通りに生きていくには、一筋縄ではいかないことが多々あるようです。どうか気を付けてください。

 今、オリオン座流星群のニュースが話題になっています。夜中から未明にかけて見ることができるということですが、私自身は就寝していることが多いので新聞の写真でしかお目にかかるしかありません。流れ星は傍観的に眺めている限りでは一瞬の自然現象であるから、はかない美しさとか不吉な情感をもよおすことが多いように思われます。そういう情意を詠んだ句は枚挙にいとまありませんが、少し異なったニュアンスを含んだ句に出会いましたのでご紹介します。

星流る疑ふこともなく生きて

 これは山口青邨という人(1892~1988)の句ですが、たんなる写生句とは違った想いを抱かせる句だと思われます。流れ星を傍観的に眺めていてはできない句です。流れ星と作者とが「今ここ」で一体となって生きて(死んで)いなければできない句でしょう。起句「星流る」という自然現象は生と死が一枚になって起っている一瞬の出来事です。人間の意識を中心にして見れば、生の終わりに死が来ると考えるのが一般的でしょうが、宇宙の出来事としては一瞬一瞬が生死一枚です。人間の意識を超えて起っている出来事です。生に執着して死を忌み嫌う、はかない美しさとか不吉な情感をさしこむ余地はありません。承句「疑ふことも」にはそういうニュアンスがこもっています。結句「なく生きて」は「星流る」という出来事にそのまま身をまかせて生きるということです。この句全体を難しい表現を使って言い直すなら、人間存在の現事実、原事実をふまえて生死(しょうじ)するということです。                       1023日 (T)

 

北九州がんを語る会

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