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2009年8月10日 (月)

毎日新聞 連載 「がんを生きる」 松原良昌

前月号より続き
2008/10/5
毎日新聞 連載 「がんを生きる」 松原良昌
(2008/9~)           (2009/01/13訂正版)
7、体力維持の為に 無理をしても 口に押し込み食べよ=重要

口からの栄養摂取は 長生き・生き延びの必須条件 我慢をしてでも

たべましょう。

体力を落とさないように 口の粘膜をやられ痛くて 味覚も狂い 味もわからない

状況でも 

ともかく無理にでも 口に押し込み 食事は味がわからない状況でも いじましく

キッチリ食べて 

体力だけは維持し 弱虫ながら 予定の CHOP療法を乗り越えた。
抗癌剤の副作用は人夫々だそうですが 再発等で凄まじい 
強い抗癌剤・移植の闘病 (皮膚や口腔のGVHD等)を乗り越えられた
方々からみれば 私のような初回化学治療の弱虫で 意志も弱く笑われそうですが 
これでも私なりには 頑張った? つもりなのです。自分なりの頑張りでも構わない。

恥ずかしいのか 強く生き無ければならないので 弱い 負けた情報は余り伝えられ

ませんが 

「弱虫で頑張れなかった事例」は 隠れほとんど表に出てきません。
(私のような弱い体質の人の事例は 隠れほとんど出ない)が 
治療が合わずに  途中でやむなく 治療を中断しなければならず 
涙をのんだ 隠れた虚弱な患者も いるのではないか。がん治療は大変だ。
弱い体質の人も どしどしと 「もの申し」 やさしい医療の開発を働きかけましょう。

声を出し続ける事が大切で 「もの申し」で何とか成ります。黙っていては なんとも

なりません。

弱い患者自身が動き 「もの申さなくては」 解決されません。体質の弱い人もまと

まりましょう.

8、抗癌剤の副作用に弱い 自分の医療受容体質に注意
以下 医学的な事柄は 短期間の勉強・自己流の情報入手なので 知識不足や
私の思い違いがあり 誤記でも 私なりに このように考えていることを記します。
医学に疎く 独りよがりな所が有りますが 私の医療知識はこの程度です。
 悪性リンパ腫の 初回の抗癌剤治療 R+CHOP 投与から見た 自分の感染に弱い
抗癌剤に弱い体質でした。 今年の1月から始まった 初回の R-CHOP療法が 
悪戦苦闘のすえ なんとか 7月初旬に終わりました。
   (R リッキサン=8回  抗癌4種多剤のCHOP 6回)
抗癌剤に弱い体質?
途中 CPR(感染症指数)が上がり 原因不明の感染症や発熱で 敗血症にかかり 
一ヶ月間投与を休憩中断したり 抗癌剤を20% 減量dose down したりしました。
副作用との相対問題で 弱虫な ダメ男になってしまいました。
 本来 R+CHOPでは 深刻な骨髄抑制が起こりにくいが 
私は骨髄抑制に かかりやすく 毎回 白血球が下がり 苦しんだ
都度 好中球(白血球)を増やす 遺伝子組替えコロニー刺激因子 G-CSFの
お世話にならなければならず 情けない状況です。
  R + CHOP + GーCSF  (G-CSFは毎回 3~7回投与)
G-CSFの注射薬も高価です。なぜだ。通算20回以上もしなければ成らなかった。
9、抗癌剤の誤解・・・薬ではない・・・本当の強い「毒」だ
 抗癌剤は 30~40年前から使われている 毒そのものです。だから進化しない。
がんを殺すと同時に 正常細胞を殺すので 体に サバイバルアな毒薬です。
副作用は 軽い重いはあるが 必ず出ます。副作用の言葉に騙されるな。
弱い人には 臓器細胞も毒殺・生殺した症状と考えてください。
だから 毒だと思い慎重に対応が必要。 抗癌剤の外来通院投与の場合は 
自宅近くに 「連携病院」を必ず探し 緊急病変事態に対応出来るようにしましょう。
東京のがん専門病院との「外来通院治療」をしていますので 抗癌剤治療は副作用で、
遠方からの通院はリスクが伴います。 感染症・肺炎等の 緊急病変事態対応の
地元自宅近くの「連携病院」としての位置付けは重要なことです。
(私も 白血球の低下で感染症で敗血症になり 高熱で苦しみました。)
<自宅近くの 連携病院が必要>
ある血液内科の先生も 東京・大阪ほどの遠方でなくても 隣県の和歌山や滋賀からの
外来の抗癌剤の通院が 2時間以上かかる距離では 自宅近くの「連携病院」は、
病変の緊急から 再発と末期を含めて 良い関係の確保が重要との事です。
緊急の病気の時は わざわざ 遠方の外来抗癌剤通院の大病院まで行けない。
行くのが遅れて悪化し 対応遅れで大事になることがある 
近くに この対応の「連携病院」をもつことは重要。少し大きな掛かりつけ医も可。
中規模の「連携病院」は 下請け的な位置付けをいやがったりで 
なかなかこの連携病院を探すのが難しいと言っていました。
(連携病院とは、抗癌剤投与のメインの病院=がん治療の主治医のいる病院 と 
お互いに 患者の医療情報を交換できる 自宅近くの 
中・小病院で 一体となり お互いに助け合う所。)
私の「連携病院」対応は、理解を得るのに苦戦ながら 次のようにしました。
万一 無菌室が必要な重態時は 近くの大学病院に行けるように。
発熱・白血球減少の検査や G-CSF治療は、
近くの中規模で血液内科医のいる 掛かりつけ医で対応を事前にお願いした。
抗癌剤の誤解・・・薬ではないのです。 本当の強い「毒」そのものです。
骨髄抑制を起こしやすく 心不全や出血性膀胱炎を起こします。
だからシッカリと 「連携病院」を事前にお願いし 対策をたてましょう。
<悪性リンパ腫のCHOP療法の 抗癌剤が毒の証拠・・・>
  ①シクロフォスファミド(エンドサン)は 40年も前に開発の 
ナイトロジェン・マスタードの毒性を押さえたもので 今でも一番よくつかわれています。
このアルキル剤は マスタードガス(毒ガス)から開発されています。
骨髄抑制を起こしやすく 心不全や出血性膀胱炎を起こします。
抗癌剤の誤解・・・薬ではないのです。 本当の強い「毒」そのものです。
 ②ビンクリスチン(オンコビン)は植物アルカイドで 
キョウチクトウ科のニチニチ草・強い毒性のある植物成分(植物毒)を応用。
約40年前からの抗癌剤です。しびれ や 便秘 (腸閉塞)や 
骨髄抑制で致命的な感染症・錯乱・昏睡の重い神経症状を起こす。
トリカブトなど毒性の強い植物は知られていますが セイヨウイチイなども使われます。
 ③ドキソルビン(アドリアシン)は 抗癌性抗生物質で あの赤色の怖い薬。
約40年前発見され DNA や RNAの合成を抑制し 嘔吐 脱毛 心臓に障害を与えます。
血管痛を起こし 点滴中に 体を動かさずに じっとして緊張する怖いやつです。
継続使用で血管痛を伴い 硬くなり血管が壊れます。
この薬が血管外に漏れると 皮膚に炎症を起こし 潰瘍が出来 皮膚組織が壊死し
重大障害を起こします。直ぐにステロイド注射を大量にする必要があります。
このように 抗癌剤はこわいのです。薬と思うな。出来れば 少量使用に止めたい。
濾胞性は 再発が避けられないならば ゼバリン(ゼヴァリン)等の 優しい治療を求めましょう。
投与が副作用で困難な時は 医師によって対応が違います。苦しさが違います。
強行派医師は 事前に抗生物質等 副作用予防薬を大量に使い 予定の8回投与。 
一方 優しく対応の医師は 投与は 副作用との相対判断で 減量や休止し
回数も6回がありうる。だから 勉強をして 自分に合った医療を求めましょう。
抗癌剤は副作用との相対関係です。一般に 薬の減量や間隔の延長は
好ましくないとの先生が多いが かまいません これでも治ります(CR/PR)になります。
次月がへ続く

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