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2009年7月 6日 (月)

例会報告(がん診療相談センターについて)

6月の例会報告

-患者、家族が医療者と普段着でがんを語る-

日時:2009620日(土)14:0016:05

場所:

北九州市小倉北区木町2-12-34

 

会場:西安寺

演 題 がん診療相談センターについて

講 師 北九州市立医療センター医療連携室顧問 廣澤元彦さん

    北九州市小倉北区馬借2-1-1 電話 : 093-541-1831 内線6843

主 催 北九州・行橋がんを語る会

  入梅宣言はありましたが空梅雨の毎日で一雨恋しい候、境内の芝生の緑がひときわ鮮やかで目が痛いくらいでした。開催案内が朝日、読売新聞紙上にも掲載されたこともあり20名近くの方々に参加をいただきました。講師は、がんの寛解者さんでもあり、現在北九州市立医療センター医療連携室顧問の廣澤元彦さんです。

 医療センター本館4階の「がん診療相談支援センター」・「医療相談室」(「外来化学療法センター」がある階)にて市民からのがんにまつわるよろず相談を無料で引き受けられお忙しい毎日を送られています。

  ①たとえば乳がんってどんな病気?胃がんにはどんな治療法があるの?医師から説明を受けたけど、意味が良くわからなかった。退院するけど、何か状態が変わったときに心配など、相談内容は、がんという病気そのものの相談から、医療費など経済的問題、予後の悩み、精神面の相談、セカンドオピニオンなどさまざまで多岐にわたっている。

  ②特にセカンドオピニオン外来を昨年5月より開設し、患者さん自身や家族の方に、現在の診断や治療法に対する意見や判断を提供している。セカンドオピニオン外来の相談は有料です。30分まで\13,65030分を超えて60分まで\21,000です。新たな検査や治療は行わない、また転院又は転医の希望に関することは相談を受けることは出来ない、など制限事項がありますので詳しくは相談室まで前もって相談してください(tel:093-541-1831)。北九州地区では、九州厚生年金病院、産業医科大学病院でもセカンドオピニオン外来を実施しており、3病院は地域がん診療連携拠点病院の北九州ブロックとして、相互の連携は一層密接になってきている。

  ③最近ではホスピスケア(終末医療)と緩和ケア(痛みを和らげる)とは同じことのように語られることが多いが、厳密な意味では異なる概念である。緩和ケアは各担当医がチームで対応している。市立医療センターでは、平成135月に緩和ケア病棟が開設されて以来、市民・がん患者にとって大きな救いとなっている。医療センターホームページhttp://www.city.kitakyushu.jp/page/hospital/center/

所感

 ・がん相談について無料相談やセカンドオピニオン外来、北九州ブロック3病院連携システムなど、患者家族にとって役に立つ情報が今までより得やすくなってきていることがわかり頼もしく感じた。更に一般市民にとっても、開かれた医療、開かれた病院となるよう医療センターの活躍に期待したい。

 ・患者・家族・市民の立場からは、地域拠点病院としてのセンター医療相談室を更に積極的に活用すべく、これからも随時情報交換を行い切磋琢磨していきたい。

 ・講師が悪性リンパ腫を患い現在も寛解中とはいえ、がん患者であり医師でもある立場から、率直・真摯な発言があり、おかげさまで参加者全員が普段着で有益な話し合いができた。

 ・気がつくと予定の2時間がまさに過ぎなんとしていた。ご多忙の中貴重な時間を割いて一つひとつ丁寧に応えていただいた廣澤さんに感謝申し上げます。以上。(文責 田中七四郎)

  入梅や梅の実あまた落ちにけり 烏有

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