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2009年6月13日 (土)

駆けっ句365日生き急ぎ(水無月の巻)

「駆けっ句365日生き急ぎ」

烏有

烏有(ウユウ)

本名:田中七四郎(タナカシチシロウ)

1943年(昭和18年):10月、

東京都渋谷区

1968年(昭和43年): 4月、 富士通株式会社入社、システムエンジニア職従事

1993年(平成 5年): 1月、 駆けっ句スタート   8月、 胃がん手術

2000年(平成12年):12月、 富士通株式会社役職離任により退社

コーポレイトソフトウェア株式会社入社

2002年(平成14年): 7月、コーポレイトソフトウェア株式会社退社

水無月ノ巻

水無月某日・雨上がり五月の木肌は瑞々し

水無月某日・春暮るるけふは何の日角を打つ

水無月某日・あげは谷はんかい草なく草いきれ

水無月某日・生き馬の眼を抜くことあらず日永かな

水無月某日・樹霊するあやしき言霊夏の森

水無月某日・さかしらなもののあはれにたじろかず

水無月某日・彷彿と民声上がらず暮れの春

水無月某日・ふつふつと民の声湧く夏の宵

水無月某日・楽しみや一族三代うち喰らふ時

水無月某日・梅雨入り前菖蒲田に水みなぎる

水無月某日・空気読み雨は無くとも梅雨入りする

水無月某日・梅雨入り宣言言霊のままに乗り移る

水無月某日・三代で童に返るほたる狩り

水無月某日・ほたる狩暮れなずむ前に森へ入る

水無月某日・二の谷やはんかい草の色をつけ

水無月某日・厳かにベース奏でる牛がえる

水無月某日・コジュケイや耳を至福に森を出ず

水無月某日・荒梅雨やひねもすメールの棚卸す

水無月某日・あぢさいや定番から賞でる一献

水無月某日・回り道シャッター通りの薄暑かな

水無月某日・満ちたりしなんじゃもんじゃに花はなし

水無月某日・夏山や森の小徑はほの昏し

水無月某日・緑陰やのどを潤し想を練る

水無月某日・やまぼうし雪のごとくに積もりけり

水無月某日・あぢさいやふきこぼるる山の道

水無月某日・朝早し動物の森公園のにぎにぎし

水無月某日・あぢさいの露天に雨のあぢさい湯

水無月某日・水を得てあぢさい嬉々と勇み咲く

水無月某日・歓声を場外で聞く梅雨晴れ間

水無月某日・樹の精気森の家まで匂ひたつ

(つづく)

http://homepage1.nifty.com/tanakas/uyuu.htm.

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