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2009年5月28日 (木)

特集(がんを生きる)松原良昌

2008/10/5
毎日新聞 連載 「がんを生きる」 松原良昌
(2008/9~)           (2009/01/13訂正版)
 取材にあたり「何を話すか」 自分の考えをまとめて取材の手元ネタ資料として記しました。
以下は、全て「自分自身に言い聞かせて」 長生きのためには 強く生きなくては成らないから 
頑張れと「自身への叱咤激励」をまとめたものです。自身に言い聞かせて強い言葉を使いました。
これは、高齢者で無職なので あくまでも自分流(私流)の考えで一般的でないかもしれません。
皆様各々の 生き方・がんへの取り組み方・地域環境・家族事情等が違います。
私の独りよがりな考え方も多分沢山あると思いますがお許しください。これも私の生き方です。
 特にがん患者会の皆様は、既に一度は化学療法等を受けておる方がほとんどで
私は初回治療なので余り参考にはならないと思いますが、これから初めての方と
再発で治療方法に悩んでいる方に 違う考え方もあるので少しでも参考になればと考えました。
リンパ腫の医療も日進月歩で急速な進歩を遂げており 今丁度 
大きな進歩が始まり「治る病気」になりつつあると認識してよいと思っています。
再発し 更に強い化学療法や 有効な幹細胞移植に耐え頑張っている方に敬意を払います。
医師や がん拠点病院(がん相談支援センター)・医療従事者、 国や地方の保険制度や
地方公共機関(市役所等)、各種がん患者会を始め多くの皆様が 
がん患者を支えてくださっています。これらのお世話いただく皆様に感謝し 
お礼を申し上げます。がん患者には、大きな力になり 命を助け 
病気を治し・維持し いろいろな治療で まもなく がんを征圧もしくは 
がんが怖くない病気になる事を信じ 患者も生きる努力が必要と思います。
(この資料は、12ページにもなり 読み辛く 長いが 医療単語が多く 高齢者には
取っ付き難いので あえて解り易く 「多言」にしました。済みませんが お付き合いの程宜しく。)
Ⅰ、がん告知
 昨年夏 突然がん(悪性リンパ腫濾胞性 第五脊椎・骨盤浸潤4期)が発見され 
狼狽と同時に 先ず 「死を覚悟」し 
何か生前の証しとしてしなければと 妻が60歳の還暦を迎えたので 
これを口実に なぜか急ぎ一緒に思い出の記念写真をとることを決めた。
堺市内の写真館で 数種類のポーズもの写真です。
何故 そんなに 慌てたのか 今考えれば不思議なことですが 
その時は真剣にそう(必要性を)感じました。 咄嗟に がんは治らない怖い!と感じた。
だから短絡にも お葬式の写真が無いと慌てたものです.
本を読むと 初回の抗癌剤治療を開始から どのくらい生きられるかの目安である 
国際予後因子 (年齢60歳以上 ・臨床病期 ・全身状態 ・血清LDH値
・リンパ節外病変数)から見ても 生存期間が余り無い 短いことが予想された。
(平均生存期間=中央値 8年 65歳の高齢者で予後因子が悪いため
更に厳しく、自分の判断では、この半分から1/3程度の余命か)
これが がん患者の「死を意識する」 平常心を無くした無念さだった。
まず 自分にあった適切な治療をどうしたらよいか がんを生きる延命策を考えずに 
思わぬこと(なぜか記念写真)に走る  苦悩の心境だったのです。
Ⅱ、美しい人生から がんを生きる闘病の人生へ
 その後 昨年夏から 抗癌剤が始まった今年の1月までには 「がんを生き」なければと 
真剣に「生を意識した行動」に出ました。諦めたら終わりだとの強い思いです。
下記は 自分自身に言い聞かせて 覚悟の「必死の生き続ける行動」です。
人は 各々の思いや考えがありますが 
命は自分だけのものです。 病状は 自分が一番よくわかる
自分が思う医療 「自分流を」大切に 生きるのを諦めないと自身に言い聞かせての決意です。
人生は 思うようにならないが・・・
美しく良き人生を送れればよいが がん患者は抗癌剤・手術等治療開始の その時点から 
考えたくないが余り美しく無い人生を 惨めで哀れな悪戦苦闘の闘病を覚悟せざるをえないかも。
私は 実に平凡な 真面目な約40年間のサラリーマン人生で
定年になり 第二の人生を迎えた矢先に無念。がん患者で人生の転機となった。
私には、生き方も 人に誇れる特長=能力・趣味・特技もありません。
これが一般的な人の人生の実態で 多くの人がそうだと私だけではない。
テレビ・新聞に登場の 逞しくがんに負けず 山登り・トライアスロンスポーツ選手・会社経営
・芸術家・音楽家・作家・慈善家として活躍 等 かっこよいことは何もありません。
がんを患った実態として 今から多少の努力では そうなる事は かなり難しいのでは。
・・・ならば 美しくない右往左往 泥まみれでもよい 残り人生を
違う生き方 命がけで 「がんを生きる努力」を優先しょうと一大決意。
いい時も悪い時も人生を楽しみ 美しき人生を送りたいが 矛盾しますが・・・
生きていれば 強くがんを生きれば いい人生も気持ちの持ち方一つだ。
Ⅲ、がんに負けずに 飽くなき貪欲な 「生きる努力」を。
 先ず がんに負けずに 家族と共に長生き 「生き延びる事に最大の努力」をしょう。
「自分に素直に」 それなりの小さな良き人生として 余生を少しでも長く送りたいと思う。
「生きている質=QOL」を落とさずに  可能な限り 「生存への飽くなき貪欲な医療」を
本人努力で どう求めるかが分岐点ではないか。他力本願ではだめ。
本人の強い生きる努力次第。 この為に次を実行しょう。
Ⅳ、自分にあった医療=治療法・病院・医師 選びが大切
 がんが見つかれば慌てずに慎重に 細心に「自分にあった医療」を貪欲に求めよう。
「治療法・病院・医師」選びは 自己責任 だれも助けてくれない。一生一大事 賢く選べ。
本人が 「がんを生きる」強い意志を出せ。 がん闘病は 
気持ちの持ち方=精神力 と 治すための本人の果敢な努力が必要 諦めたら負け。
がん医療は 急速に進み 良い転換期にあり 生き延びる可能性は非常に高くなった。
ここ4~5年で リンパ腫も治る病気・更に生き延びれるようになると勝手に思っています。
諦めるな。最新・最高の医療を 努力=勉強し 賢く・深く・探し続けて 求めよ。
自分のがんは 自分しかわからない。医師任せだけでは 生きられない。
病状は 十人十色だ。本人がシッカリと 「質=クオリティーの良い」 
自分に合った医療は自己責任で決め 強い生き延びの明確な
「本人の医療意思」=自分が医療・治療を どうしたいのか どうして欲しいのかを示せ。
基本的に 医師や病院は真剣に患者を思い 治療努力を頂いています。感謝。
しかし 自分に合わない医療機関は 即 変更が良い (医療情報を貰い)。
自分の「生き延びる意志の機軸」をぶらすな その為には 治療途中でも
自分に合わない医療を少しでも感じたら 躊躇せずに即 「治療法・病院・医師」を変えよう。
但し 今の主治医と円満に話し合い 全ての医療情報を受け継ぎ(貰い)慎重な手続きが必要。
心臓に抗癌剤の毒が溜まり(アドリアシン) 一生に使える量が限られています(心筋障害)。
CHOPでは 9回が限度とか。ほとんどが 8回で終わるのは このためです。
蓄毒性の薬剤使用等過去の実績 投与薬剤量等 引継ぎ医療情報は 極めて重要だ。
その他 CT画像やPET検査の画像はCDーROMに落とし記録して貰らいましょう。
Ⅴ、がんと共存で 大幅延命が可能
 抗癌剤は毒です。これをはっきり認識せよ。がんを無理にやっつけるな。
がんと共に正常細胞も殺し 体力低下で失敗し生きられない。
完治の目処が立てば 中途半端な治療を避けて 慎重に徹底的に戦うもよし。 
完治の目処が少なく 再発が予想出来れば ・・・このケースが多い。
穏かに「がんと共存」程度の治療で 大幅延命も考えよ。
手術や強いやり過ぎ医療よりも 良き人生を求められ 悔いが少ない。

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