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2008年8月21日 (木)

駆けっ句365日生き急ぎ(葉月の巻)

「駆けっ句365日生き急ぎ」

烏有

烏有(ウユウ)

本名:田中七四郎(タナカシチシロウ)

1943年(昭和18年):10月、

東京都渋谷区

1968年(昭和43年): 4月、富士通株式会社入社、システムエンジニア職従事

1993年(平成 5年): 1月、駆けっ句スタート   8月、 胃がん手術

2000年(平成12年):12月、 富士通株式会社役職離任により退社

コーポレイトソフトウェア株式会社入社

2002年(平成14年): 7月、コーポレイトソフトウェア株式会社退社

葉月ノ巻

葉月某日・夏の雲山大みみず干上がりぬ

葉月某日・午睡から覚めて読み継ぐ怖話し

葉月某日・台風一過そうめんすする舌鼓

葉月某日・キャンプ地は近場で安らぐ運動場

葉月某日・リヴィエラもリトビネンコも夏の夢

葉月某日・雷近しされど粛々水を遣る

葉月某日・せみしぐれ腹六分目の朝餉かな

葉月某日・持ち込みて納涼船より街眺む

葉月某日・秋立つ日ハイビスカス大を付け

葉月某日・被告席一句詠むには法廷暑し

葉月某日・まどろみて耳をつんざく近花火

葉月某日・一人旅粛々として朱夏急ぐ

葉月某日・黄龍や相伴あずかる風涼し

葉月某日・つくつく法師余力残して森を出ず

葉月某日・8.15葦簾の下で昼寝する

葉月某日・ざっくりとまな板にのる席涼し

葉月某日・夏の雲出処進退吾レで決む

葉月某日・つと拾ふ栗のイガイガいと青し

葉月某日・せせらぎや幼児の嬌声森揺るる

葉月某日・こんこんと昼まで睡る夏休み

葉月某日・しどけなくトドのやふなる昼ねかな

葉月某日・シェスタして養ふ英気ふつふつと

葉月某日・けふ死して朝生き返る合歓の花

葉月某日・ぬるくてもそれもよからふ半身浴

葉月某日・田園の輝き出れば処暑の雲

葉月某日・暑気祓ひ酔眼もふろふ肘まくら

葉月某日・うつろひや画格は高しあるがまま

葉月某日・夏往くや一つ訴へ退けり

葉月某日・いく度も不気味な月を眺めおり葉月某日・気が付けば誰もいなくなり八月尽

葉月某日・終末期せみも命の涯を知る(つづく)

http://homepage1.nifty.com/tanakas/uyuu.htm.

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