« 「患者さんの気持ち 看護師さんの気持ち お医者さんの気持ち」より抜粋 | トップページ | あとがき(2008/3/15) »

2008年3月14日 (金)

「駆けっ句365日生き急ぎ」 烏有

「駆けっ句365日生き急ぎ」

烏有

烏有(ウユウ)

本名:田中七四郎(タナカシチシロウ)

1943年(昭和18年):10月、東京都渋谷区生

1968年(昭和43年): 4月、富士通株式会社入社、システムエンジニア職従事

1993年(平成 5年): 1月、駆けっ句スタート   8月、 胃がん手術

2000年(平成12年):12月、 富士通株式会社役職離任により退社

コーポレイトソフトウェア株式会社入社

2002年(平成14年): 7月、コーポレイトソフトウェア株式会社退社

弥生ノ巻

弥生某日・志津摩碑や金辺隧道に菜の一花

弥生某日・枇杷の木や倒木更新石を割る

弥生某日・大銀杏無縁仏の傘となり

弥生某日・探梅の苔むす岩の羅漢かな

弥生某日・梵鐘や掃き清めたるしだれ梅

弥生某日・不動明王香春嶽に木霊する

弥生某日・暗黙知形式知とせめぎあふ春の潮

弥生某日・人文字のぐるぐる解ひて春の宵

弥生某日・たどたどし初音にほくそえむ緑地

弥生某日・さりげなく端のぜんまひそっと過ぐ

弥生某日・寒戻りらくらくケイタイ新調す

弥生某日・それがしの母港へ還る春北風

弥生某日・大雪や辻褄合はすガイアかな

弥生某日・義理果たすホワイトデイを口実に

弥生某日・春風や頬になびかせ峠立つ

弥生某日・春一夜闘志静かにたぎるかな

弥生某日・春宵や長き馬齢のよぎるかな

弥生某日・武士道の風上おけぬ黄砂降る

弥生某日・粛粛と腹六分目の春を往く

弥生某日・解きほぐしそして紡ぎし憂ひかな

弥生某日・卒業式風邪にて留守居頼まれし

弥生某日・朝刊はうわの空の花日かな

弥生某日・忙即閑しのばす缶酒至福どき

弥生某日・花日和腰のもつれし山女かな

弥生某日・守静坊しだれは未だ人語なし

弥生某日・花人や句碑を訪ねて九十九折れ

弥生某日・ひんやりと碧いろ深し蛇渕の滝

弥生某日・永き日や雅語ゆかしき英彦の山

弥生某日・春の夕萱葺きの家見収む

弥生某日・花冷えや突っ込む兵の口惜しや

弥生某日・無念かな生きいそぎし散るさくら

弥生某日・一夜おき花の行く末確かむる(つづく)

http://homepage1.nifty.com/tanakas/uyuu.htm.

|

« 「患者さんの気持ち 看護師さんの気持ち お医者さんの気持ち」より抜粋 | トップページ | あとがき(2008/3/15) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104187/40499851

この記事へのトラックバック一覧です: 「駆けっ句365日生き急ぎ」 烏有 :

« 「患者さんの気持ち 看護師さんの気持ち お医者さんの気持ち」より抜粋 | トップページ | あとがき(2008/3/15) »