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2005年5月 4日 (水)

滴の光(NO11/2005/4/27)

―雫のひかり― (11)

05,04,27T.M

桜の季節もおわり、今日は青葉が目に染みるような気候です。

皆様お久し振りです。連載をお休みしてからも相変わらずの多忙の日々を過ごしておりました。3月は思いもよらぬ地震を職場で体験しました。その後も度々余震に遭っていますが、皆様は大丈夫でしょうか?

 療養病棟で介護職についてから、これまで数人の方の最期に関わる事がありました。ほとんどが高齢者で蘇生の処置(心臓マッサージ等)を希望されませんでした。それでも点滴は最期までされていました。酸素のみの方もいました。私はただ定期的に側に行っては、声をかけたりするくらいの事しかできませんでした。

 其々のしめくくりがそこにはありました。老衰による死もまた、そこにいたるまでは、そう簡単に迎えられない寿命というのかありのままの姿を

残して逝かれました。

 Hさん。オムツ交換のたびに嫌がって手足をばたつかせ抵抗し、いつでも側にいて欲しいと懇願する幼子のような顔で言葉にならない声を発していました。機嫌のいい時にみせた笑顔とても素敵でしたよ。最期まで優しいご家族が側にいた事がせめてもの救いでした。

 Oさん。Aさん。最期まで苦しかったですね。「ありがとう」と言ってくださった事忘れません。

人はみな年を重ねて老いていき、いずれは死を迎えます。自らの環境を受け入れつつ、時には否定する事もそのままで、それでもあきらめずにそれなりに、右往左往しながら一生をしめくくるのでしょう。

後悔したり納得したり、何も無いと感じていてもそれさえも貴重な人生ですよね。何も無駄はないと思えるのです。

 人生の大先輩達に感謝!!

私に多くの学びを残してくださいました。ありがとうございます。ゆっくりとお休みください。ご冥福を祈りつつ 合掌。

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